らくがきマンガ:全前置胎盤での出産レポ6

全前置胎盤と診断されて、通常の妊婦検診に追加された「自己血貯血」。
自分の血をあらかじめ貯めておいて手術に備えるものですが、3回予定されている初回の自己血貯血の日にハプニングが…。

らくがきマンガ:前置胎盤での出産レポ①はこちら。

全前置胎盤での出産経験をまとめた記事は、こちら。(文字ベースです)

※「貯血センター」という名称や、「コロナ疑い」とする発熱の線引き・対応は、各病院によって違うと思いますので、ご注意ください。

「自分の血を点滴で抜いて、貯めておくこと」を「1回につき400ml×3回」も行うことは、血と注射が苦手な私にとってとても不安に感じることでした。

自己血貯血初日。この日は、自己血貯血の他に、妊婦検診・MRIの結果説明の予定がありました。

意を決して臨んだ自己血貯血だったので、過度な緊張も良くなかったのかもしれません。
貯血前に体温を計ると、37.5℃以上で発熱。
移動直ぐに体温を測ったので、息が整ってから再計測したのですが変わらず37.5℃以上となり、看護師さんも困り果てていました。

結局、貯血センターの医師が産科の医師とも確認してくださり、妊娠にかかわる全ての予定はキャンセルとなりました。

その後はすぐに特設の「発熱外来」へ。
かんたんな問診の後すぐにPCR検査となり、その後は会計も次回行うとのことで、帰宅となりました。

数日後に電話でPCR検査の結果が陰性だったと教えてもらい、1回目の自己血貯血が次週になったと伝えられました。

当日の予定がキャンセルとなり、苦手なことが延期になった安心感と、長引いてしまった落胆とが合わさった何とも言えない感覚でした。

コロナ疑いに関しては病院以外は出かけないようにしていたことと、妊娠がわかってからずっと37℃以上の発熱が続いていることもあり(その事は医師に伝えましたが病院のガイドラインに則って今回の対応となりました)、大丈夫だろうとは思っていましたが万が一を思い不安になりました。
PCR検査も当時は限られた人しか受けられない検査のイメージがあったので、少し緊張したことを覚えています。

次回は自己血貯血について紹介しています。

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